今日の一冊(7月の絵本くらぶより)
今日は8人で絵本くらぶでした。
初参加の方がいたので、自己紹介に「好きな絵本または好きな作者」を加えたら・・・
それだけで盛り上がってしまいますね
そして、その人を知るてがかりになるので、やっぱり絵本という窓からの広がりはすごいな、とも思います。
今日紹介された絵本はこんな感じでした↓↓↓
その中の一冊。
右下にある絵本ですが、読み聞かせ用に表紙を外したところ、中がこのような表紙だったそうです。
『どうぶつがすき』
パトリック・マクドネル作
なかがわ ちひろ 訳
あすなろ書房 出版
左側のページと右側のページの対比が独特な一冊。
左側は、幼少期にこんな風に遊んだり調べたりしたんだということがリアルに伝わる描き方。
葉脈やたまごの絵などがとても美しいです。
右側は、ジェーンという主人公も含めて描かれる一般的な絵本のスタイル。
ジェーン・・・
もしかして?と気づくや否や、
最後のページで明かされる、ジェーン・グドールの写真。
このクライマックスを盛り上げる感じは、ジェーンを知らない人でもグッとくるのではないでしょうか。
そして、話題は、ジェーンが一緒に育ったジュビリーというチンパンジーのぬいぐるみの存在へと変わりました。
人形劇団「ひぽぽたあむ」代表の永野むつみさんのワークショップで制作したうさぎの人形が、
その家庭で「ジュビリー」のような存在になったという話。
呼び方も子の成長とともに変化し、人形も見立ての中で成長したのだそうです!
うさぎの人形も「ジュビリー」も子にとって、メンターのような存在だったのかもしれませんね。
次回の絵本くらぶは、9月です。
夏休みはお休みです。
詳細はまたこのブログにて。
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